情報セキュリティ基本方針
当社は、情報が自動車管理業(販売、リース、レンタル、メンテナンス、保険,中古車保証等)の重要な経営資源であり、情報セキュリティが最重要な責務であると考える。情報資産をあらゆる脅威から守り、機密性、可用性を確保するために、万全の情報セキュリティ管理体制を構築する。
(1) 情報セキュリティに関する法令を遵守する。
(2) 損害保険業界の情報セキュリティ方針に準拠する。
(3) 提携先と連携して、情報セキュリティ管理を強化する。
BCP基本方針
(1) 目的
当社は、自動車総合管理サービス会社として経営の安定的な継続のため、災害やシステム障害等のリスクの発現を想定した事業継続に関する基本的対応、体制、手順等を定め、「緊急時事業継続計画(BCP)」を策定する。「緊急時事業継続計画」を実施するとともに、環境の変化に応じてリスク管理の有効性を検証し、適時に「緊急時事業継続計画」の見直しを行う。
(2) 指針
a. 従業員の安全の確保
b. 顧客資産の保全
c. 会社資産の保全
d. 可能な限りでの業務の継続
e. 早期の復旧
リスクマネジメント基本方針
当社は、自動車総合管理のパイオニアとして、自動車の販売、リース、レンタル、メンテナンス、保険、中古車保証等の多様な事業を展開している。事業領域の広がりとともにリスクも増えるため、事業を発展させる上でリスクへの的確な対応が重要である。そのための万全のリスク管理体制を構築する。
(1) 経営環境や事業内容の変化に対し適時的確なリスク管理を行う。
(2) 職務分掌、承認手続、照合、記録等、内部統制を整備する。
(3) 法令遵守、適正な業務処理、事故防止等を徹底する。
(4) 事件発生を隠蔽せず、迅速な報告と組織的な対応を行う。
カスタマーハラスメントに対する基本方針
(はじめに)
カスタマーハラスメントとは、顧客や取引先など(以下「お客様」)からのクレーム全てを指すものではありません。お客様からのクレームには、商品やサービス等への改善を求める正当なクレームがある一方で、過剰な要求を行ったり、商品やサービスに不当な言いがかりをつける悪質なクレームもあります。
当社グループは、厚生労働省の定義(2022年2月、厚生労働省公表「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」)に基づき、以下のようにカスタマーハラスメントを定めます。
お客様からのクレーム・言動のうち、要求の妥当性に照らして、その実現手段・態様が社会通念上不相当であり、従業員の就業環境を害するもの。
(基本方針)
当社グループは、お客様からのクレームや苦情に対して真摯に対応し、より良いサービス提供を目指します。一方で、不当・悪質なクレームに該当する場合は、従業員の保護を最優先に、会社として毅然とした対応を取ります。
(判断基準)
1. お客様の要求内容に妥当性があるか
2. 要求を実現する手段・態様が社会通念に照らして相当であるか
(対象となる行為)
● 身体的・精神的攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)
● 拘束的行動(不退去、長時間の電話・居座り、監禁、繰り返しの説明要求)
● 許可なき立ち入り・録音・撮影
● 差別的・性的発言
● 高頻度・長時間の連絡や従業員個人への攻撃、SNSへの投稿など
● 不合理・過剰なサービス要求、謝罪や金銭要求
● その他著しい迷惑行為
(従業員への対応)
● 研修による対応力強化
● 被害者のケアおよび再発防止の取組み
(発生時の対応)
● 必要に応じてサービス提供の中止、法的措置を含む毅然とした対応
(お客様へのお願い)
本方針にご理解いただき、今後とも良好な関係を築けますようお願い申し上げます。